「でも・・・」
「だって・・・」
「どうせ・・・」
昔の私は、こんな言葉が口癖でした。
やってみたい事があっても
自分にとって嫌な事があっても
でも・・・、だって・・・、どうせ・・・と言いながら
その現状をどうにかしようと動こうともしませんでした。
今思うと、いろんなチャンスを沢山逃していたんだろうなと思います。
そんな私も実践心理学を学んでいくうちに
自分自身が前向きに変わっていく事で
そんな口癖も少なくなり
どうしたら今の現状を変えられるのか
自分は本当はどうしたいのか・・・と
少しずつかもしれませんが、前に進めるようになりました。
だけど、この口癖が
完全になくなった訳ではありません。
時々、昔の自分に戻りそうになる時があるのです。
意識的に言わないようにしていても
それでも、いろんな壁にぶつかって
立ち止まってしまったり
落ち込んでしまったりした時に
やっぱり、どうしても言ってしまう事があるんですよね。。。
そんな時、私は2人の友人に話を聞いてもらいます。
1人は、どんな事を言っても否定せず
全てを聞いてくれ受け止めてくれます。
「でも・・・」「だって・・・」などと
エンドレスのようにグルグル同じような事を言っても
私が言い尽くすまで聞いてくれます。
もう1人は、自分とは違う考え方に
どこまでも興味があって聞いてくれる人。
「でも・・・」と言えば、「じゃぁ、こうしてみる？」と言い
「だって・・・」と言えば「こうやっちゃえば？」と返してくる。
友人が、こう言ったからと期待に応える必要もなく
言った事に対しての返答を、ただただ楽しん出る人です。
2人とも全然違うタイプではありますが
今の前向きな私も知っているし、昔のダメダメな私も知っていて
どんな私でも受け入れてくれる友人です。
このように
どんな自分も認めてくれて
どんな事（特にマイナスな事）を言っても
受け止めてくれる誰かや場所がある
・・・という事は、実はとても大切な事なんです。
人は皆、無意識に心の中に
いろんな感情を溜め込んでしまうもの
それを時々、どこかで吐き出さないと
自分の心どころか身体にも良くありません。
その為には・・・
良い感情も、悪い感情も
どちらも出して
自分を出来る限り
フラットな状態にしておく事がベスト
何か一歩を踏み出した時、何か良いチャンスが巡ってきた時
フラットな状態であれば、プラスへと積み重なっていきます。
でも、自分の状態がマイナスの方へ傾いていたりすると
一歩を踏み出したり、チャンスが巡ってきても
まずはフラットに戻って、そこからです。
今の自分の為にも、未来の自分の為にも
友達でも、両親でも、先輩後輩でも、パートナーでも
はたまた、自分を知らない誰かでもいいです。
自分を受け入れてくれる誰か
なんでも言える場所を見付けておくといいかもしれません。
私も、この2人に話を聞いてもらえると
なんだかんだとスッキリして歩き出せます。
そして2人の友人も
私が心の中に溜め込んでいる言葉を
ひとしきり吐き出し尽くせば
どこかのタイミングで私が動き出すって
きっと、ちゃんと分かって信じているんですよね。
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